敵国条項削除要求を「対中強硬論」だけで読む危うさ

高市総理が国連総会で「旧敵国条項」の削除を求めたことについて、「中国を刺激する」や、「削除など実現不可能なのだから、わざわざ言う必要はない」といった批判があります。私の立場は、敵国条項の削除は①政権・政党を問わず、②日中問題の文脈ではなく、国連改革の文脈で、③敵国条項対象諸国と緊密に連携しながら、根気よく提起し続けていくべきものだと考えます。
東野 篤子 2026.09.24
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高市総理が国連総会演説で、国連憲章敵国条項の廃止を改めて訴えたことに対し、日本では支持だけではなく「中国を刺激する」「敵国条項の廃止など無理である」などの批判も強まっています。

私は、この問題を現在の日中対立だけから見ると、重要な歴史的経緯や日本との国連との向き合い方を見誤るように思っています。以下、整理していきます。

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