プーチンの択捉島訪問と、日本が死守すべき「一貫性」

お盆休み返上で急いで書きました。
東野 篤子 2026.08.13
読者限定

【プーチンの択捉島上陸をどう理解すべきか】

ロシアのプーチン大統領は8月13日、択捉島を訪問しました。プーチン氏自身による北方領土への訪問は初めてです。現地では水産加工施設を視察しており、表面的には地方経済視察の一環とも見えます。

しかし、前日の12日、プーチン氏はサハリン州で太平洋艦隊の演習を視察し、同艦隊の能力を今後も強化する方針を示しました。その場で日本にも明示的に言及し、日本がウクライナ情勢を理由にロシアへ制裁を科していることを批判。さらに、北方領土について、日本には領土要求があるものの、島々がロシア領となったことは「第二次世界大戦終結後に生じた現実」であるとの従来の主張を繰り返しています。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3330文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
ウクライナ「オレシュキ飢餓封鎖」を知っていますか
読者限定
「米中は同盟国だった」発言よりも重要なこと――米中安定化の「コスト」を誰が負うのか
読者限定
国際政治の視点からちいかわを徹底的に語りまくる企画@新宿
読者限定
敵国条項削除要求を「対中強硬論」だけで読む危うさ
読者限定
読者の皆さん向け記事プレゼント 「映画ちいかわ」に衝撃受けた国際政治学者 「戦争のリアルな姿だ」:朝...
サポートメンバー限定
【サポートメンバー向け】911の思い出
誰でも
【本日公開】映画「ヒンド・ラジャブの声」。文春CINEMAレビューをお届け
読者限定
「当てはめる」のではなく、「呼び起こす」物語――なぜ「ちいかわ」で戦争を考えたくなるのか